不動産投資で損をしないように!売却の適切なタイミングを解説

不動産は売却するタイミングで売却益が変わってきます。そのため、売却するタイミングを間違えると、不動産投資で損をするケースもあります。納得のいく価格で売却するにはそのタイミングについて事前知識が必要です。今回は、不動産売却の適切なタイミングについて、最低限知っておくべきポイントや注意点を解説していきます。

売却時のポイント

不動産を納得のいく価格で売却するには、押さえておくべきポイントがあります。ここからは、不動産の特徴を踏まえて、理にかなった売却のタイミングについてポイントを説明していきます。

大きな修繕費がかかる前に売却

不動産は時の経過によって老朽化していくため、売却のタイミングが遅くなるほど修繕費がかさむ傾向にあります。したがって、修繕費がかかる前に売却するのが良いと言えます。

マンションの場合は、修繕積立金に着目しましょう。修繕積立金は、大規模修繕に備えて毎月徴収される金額です。この修繕積立金が上がると、買い手の購買意欲が下がります。修繕積立金が上がらないうちに売却するのがベストです。

不動産市況を参考にタイミングを計る

基本的に、不動産投資は投資商品の中でも市場の動きが安定しており、売却の際はゆっくり動向を観察することが大切です。

そのうえで、市場価格の状況から今売るべきかどうかを判断しなくてはならないのですが、相場の変わり目を見極めるのはプロでも難しいと言われています。

そこで、見失ってはならない基準が「購入時より高く売れるか」です。不動産市況を参考にして相場が上がり調子だと判断でき、なおかつ、購入時より高く売れるのであれば売り時だと心得ましょう。

季節を意識する

日本では4月が生活の転換期となるケースが多く、それに応じて住居を求める人も増加します。しかし、4月に不動産を売却しようとしてもすぐに購入してもらえるとは限りません。

その点で、年度末の3月までに売却完了できるように1月くらいから売却活動を始めるのが理想的です。反対に物件が売れない時期にも注目しましょう。

8月は暑い季節で不動産の見学に適していないこともあり、取引が停滞する傾向にあります。売れない時期に売却活動をすると、この価格で果たして売れるのだろうか?と不安がよぎることがあるかもしれません。

不必要に価格を下げないようにするために、売れない時期をあらかじめ知っておくことも不動産売却のポイントです。

築年数を意識する

通常、不動産は時間が経てば経つほど価格が下がるものです。その点で、具体的な売却のタイミングとして、築10年を目安にしましょう。というのも、不動産業界では築10年を過ぎると下落傾向になることが知られているからです。

その点から、築10年を超えるとさまざまな不具合が生じることが予想できます。それに伴い修繕費用がかかるのはもちろん、不動産への信頼性が低くなるとともに売却価格が下がっていくことでしょう。

その一方で、不動産の売却はすぐに開始できるわけではありません。また、それぞれの不動産によっても劣化のタイミングは異なります。余裕をもって一般的な目安より早いタイミングで売却するようにしましょう。

売却時の注意点

不動産を売却する際には高く売るポイントだけでなく、損をしないように知っておくべき注意点もあります。早速、その注意点を解説しましょう。

収支がプラスになるように計算

売却額が高くても、売却までにかかった費用がそれを上回ればトータルで損をしたことになるので注意が必要です。収入と費用を細かく計算して、売却の際に収支がプラスになるように調整しましょう。

収入の内訳には家賃や地代収入などがありますが、、費用の内訳は少しわかりづらいかもしれません。不動産購入費のほかにも細かいものがたくさんあるので、特に注意しましょう。

例えば、不動産購入でかかる諸経費には、仲介手数料・不動産取得税・ローン保証料などを含む不動産原価である取得費のほか、登記費用などがあります。これらを踏まえて収支を計算してください。

購入で失敗した物件は早期売却

現在人口減少に伴い住宅の供給過剰が問題となっています。それに伴い、収益化できない不動産を維持せざるを得ない状態に苦しむ「不動産難民」が急増しています。
不動産に投資した額が高ければ高いほど、手放したくないと考えるのも無理はありません。しかし、固定資産税、修繕費、管理費用などがかさんでいくことを考えると、早期売却も視野に入れる必要があります。

失敗を失敗と認める勇気を持つことも不動産投資では大切です。

適切なタイミングで不動産を売却して利益を上げる

不動産の売却タイミングについてポイントや注意点を解説しました。不動産の売却は、市況・築年数・季節などの要素を踏まえることで有利に進められることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

また、不動産投資で損をするからといって売却をしないと不利になる点も注意点で紹介しました。本記事で取り上げたポイントと注意点を踏まえて、不動産売却を検討してみてください。

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