資産運用を失敗してしまう時によくある4つのケース

誰でも資産運用を始めたら、失敗して損失を出したくないと考えられると思います。しかし、様々な理由で資産運用を失敗してしまう人がいることも事実です。では、失敗しないためにはどうするべきでしょうか。

実は資産運用を失敗してしまう人にはいくつか共通した傾向があります。今回は資産運用でありがちな失敗ケースを4つ紹介していきます。
どれも事前に対策できるものなので、資産運用を始める前にしっかりと対策して資産運用を成功させましょう。

失敗ケース①:余剰資金で投資を行なわない

資産運用は余剰資金で行なわないと失敗しやすいです。余剰資金とは、当面の間は使う予定のないお金を指します。
余剰資金ではないお金(生活費・借入金など)で資産運用をしてしまうと、もし大きな損失が出た場合に、破産するなどといった取り返しのつかない事態になるかもしれません。

また、余剰資金以外で投資をしていると、最悪の事態が頭に浮かんで落ち着かなくなり、合理的な判断ができなくなります。

よって、余剰資金で資産運用をしなければ、判断能力の欠如による投資の失敗が起こりやすくなると言えます。
資産運用をする時は、収入から毎月の生活費や固定費などの予測できる支出を差し引いて、残ったお金を資産運用に回されることをオススメします。

失敗ケース②:売買ルール/投資利回りを考えない

資産運用をする上で事前に売買ルールや将来のキャッシュ・フローを考えていないと失敗しやすい傾向にあります。
「売買ルール」や「投資利回り」は自分にとって正しい運用判断を下すために非常に重要です。

売買ルールについては、株式や為替であれば予想していた通りに価格が変動した場合はどの価格で買う(売る)のか、また逆に動いてしまった場合はどの価格で買う(売る)のかということを事前に決めると良いでしょう。

例えば、株価が1,000円の株を購入すると考えた時に、今後株価が20%上昇したら利益確定をする、逆に10%下落したら損切りをするといったルールです。
特にこういったルールを決めていないと、損失を抱えている時にさらに大きな損失へ繋がる可能性があります。

なぜなら人間は利益より損失が出た時により大きく感情が動き、損失が確定することを回避しようとする生き物だからです。
これはダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーという心理学者が発見したプロスペクト理論といいます。
この理論を資産運用に当てはめると、損失を抱えている時にそれを回避するために多くの人はさらに資金を投資しようとします。

ここで再度、値動きがあって損失が拡大してしまうことがあるので事前に決めた資金以上を使わないことを徹底しましょう。
また、投資利回りについては、投資している商品から得られる利益を、その商品の購入価格で割って計算するものです。

投資の効率性に関する指標である、投資利回りいくらをめざすかなど、今後の資産運用のビジョンを立てやすくなるので、投資判断に役立ちます。

失敗ケース③:分散投資をしない


資産運用をする上で分散投資をしないと失敗しやすいです。
なぜなら一つの商品だけに集中投資をしてしまうと、その商品で損失が出た場合の金額が大きくなる可能性があるからです。

値動きの異なる商品に分けて投資することで、結果的に一方の商品で損失が出ても他方が補う形となり、リスクを減らすことができます。
ただし、少ない資金で大きな利益を得たいという場合は、分散投資をしてしまうと得られるリターンの減少につながるので投資対象を絞った方が良いでしょう。

失敗ケース④:専門家や著名人の意見を鵜呑みにしてしまう

資産運用をする上で、プロの意見をそのまま鵜吞みにして判断をしてしまうと失敗しやすいです。

これは初心者によくある失敗のケースとなっています。
金融機関の職員や有名なアナリストの方であっても、未来を完全に予測することは不可能です。

それにもかかわらずその方々のアドバイスやレポートからそのまま判断を下してしまうと、損失が出た場合に自分自身で許容しづらくなります。

加えて、その人たちの意見が本当に自分のニーズに合っているものとは限らず、その方々にとって有利なものとなっている可能性さえあります。
よって、プロの意見は参考程度にし、自分でよく考えて納得できる形で判断を下して資産運用をしていきましょう。

まとめ

ここまでで資産運用でよくある失敗のケースを4つ説明してきました。
具体的には以下の4つです。

  • 余剰資金で投資を行なわない
  • 売買ルール/投資利回りを考えない
  • 分散投資をしない
  • 専門家や著名人の意見を鵜呑みにしてしまう

上記のような失敗ケースに現状陥っていないか一度確認してみましょう。ただし、上記のケースに当てはまらないからといって資産運用は必ず成功するとは限りません。

誰でも失敗をして、そこから学び続けることで失敗を克服して成功に繋げることができます。資産運用をしている中で失敗をしたとしても、原因を追究して対策を打ち続けることが非常に重要です。その失敗を通して、最終的に自分が納得できる形で資産運用をしていきましょう。

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